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大人はつみ木というと、立体でものを作ることを考えがちですが、この頃の子どもたちは、よく平面で遊びます。ただひたすらつみ木を並べる子、2〜3個のつみ木で電車やお人形のベッドに見立てて、遊びを始める子など個性も出てきます。お話もずいぶんできるようになってくる頃なので、まずは、子どもたちの話を聞くことから初めて見ましょう。
「でんしゃ、でんしゃ。できた、なっがぃ」 |
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自分の並べたつみ木が何であるか、一生懸命親に話し、共感を求める子。大人から見たら、ただつみ木がいくつか並んでいるだけかもしれませんが、その子にとっては「でんしゃ」です。お話をよ〜く聞いて、そのお話にのってあげてください。「そう、電車、作ったの。かっこいいねぇ〜。この電車に乗って、どこに行こうか?」。子どもは、自分の作ったものを認めてもらい、誉めてもらったことで、自信をつけていきます。1歳くらいの時期に、たくさんの見立て遊びをした子どもたちは、同じ1枚のつみ木でもいろいろなものに変身させて、遊ぶことができます。大人はその時のそのつみ木が何を現し、どうやって遊びたいのか、じっくり話を聞いてあげましょう。
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ここで、注意しなければならないことは、子どもの言っていること、作ったものを否定しないこと。よくあるケースですが、言葉では子どもの作ったものを認めてあげているのですが、大人の行動が子どもの作ったもの、言っていることを否定してしまっていることがあるようです。「もっとかっこいいの作ってあげるね」「ここはこうしようか」。子どものためにと思ってやっていることなのでしょうが、子どもの作ったものを作り替えることは、子どもを否定してしまうことになりがち。大人は、はやる気持ちをぐっとこらえて、ちょっとかっこわるいかもしれませんが、子どもの作ったものを尊重してあげてください。中には、おもちゃの電車や車をつみ木と一緒に使って遊ばれる方もいらっしゃると思いますが、この時期の子どもたちにはあまりおすすめはできません。できれば、子どもたちが見えているもの、世界を大切にしてあげましょう。

では、大人たちは、どんなところをサポートしてあげたらいいのでしょうか? このあたりが、実は、とっても難しいところなんですが、子どもたちが作った世界を広げる言葉がけを、まずはしてあげましょう。 「そう、お人形さんのおイスを作ったの。じゃあ、みんなおイスに座って、おやつでも食べようか」
自分で創る力がついてきている子は、「イス、おやつ」という言葉を聞いて、つみ木を並べ始めるかもしれません。子どもが自分で、つみ木を並べ始めたら、子どもにどんどん作らせてあげればいいでしょうし、「イス、おやつ?」と困った様子であれば、2個か3個のつみ木を大人が並べてあげてもいいでしょう。
この頃の子どもに必要なものは、「完成したもの」でなく「きっかけ」。このさじ加減が難しいのですが、大人たちがきっかけを作ってあげようと一所懸命になればなるほど、子どもたちに、遊びを押しつけてしまうことがあります。子どもの様子を見ながら、その子にとっての「きっかけ」のレベルを見つけてあげてください。言葉がきっかけになる子、2〜3個の積み始めがきっかけになる子、形が見えるところまで作ってあげることで、それがきっかけになる子などなど、本当に様々です。同じ子どもでも、その日の気分や体調によっても、左右するもの。大人でも、気分ののる人のらない日があるように、子どもにも、今日は創りたい日、創って欲しい日があるのかもしれませんね。

つみ木で楽しく遊んだ後、積んだ作品をどうしてますか? お母さんの早く片づけたい気持ちと、子どもたちのこのまま残しておきたい気持ちがぶつかり合うこと、ありませんか? もしも、残しておくこと置くことが可能なら、子どもたちの心を優先させてあげてください。でも、残せないときには、後かたづけまでを遊びとして捉える方法もあります。ほとんどのつみ木は、ピッタリとおさまる箱に入っていますから、ちょっとしたパズル。「ここには、どれが入るかな?」など、パズルを楽しみながらやっていくと、以外と早くお片づけも終わるようです。
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