ヨーロッパ製品によく見られる【CE】というマークですが、このマークはヨーロッパ連合(EU)やヨーロッパ自由貿易機構(EFTA)における法的規制に対する適合性表示マークです。
と言うと、ちょっと難しいですが、ヨーロッパの一定の基準をクリアしたものにつけられたマークと言えば、わかりやすいでしょうか。
CEは玩具だけでなく、産業機械・電磁環境・家庭用電気製品・医療機器の分野などで適用が求められていますが、玩具に関しては1988年に改定された【EN71】という規定が発行されて、現在に至っています。【EN71】は対象年令や使用目的など、様々な角度から玩具の安全性について具体的な検査事項を列記しています。
要約すると、「消費者には判断しがたい部分の危険をできるだけ減らすこと」「大人では注意できても、子どもでは気づかない危険の発生を減らすこと」です。
●「CE」での、乳児玩具のチェックポイント
・形状:球体の直径ヒモの長さと直径
・強度:接着剤接続部分
・牽引に対するヒモの強度
・塗料:溶解度不燃性仕上げのラッカーの成分など
塗料の基準など、日本のおもちゃと異なるところもありますので、その当たりは、またの機会に。
ちなみに、日本のおもちゃによくついているのが【ST】マーク。これは、(社)日本玩具協会が玩具の安全基準を定め、これに合格した製品につけるマークで、日本の食品衛生法・電気用品取締法などに基づいて基準を定めている日本独自のものです。万が一の事故に対しては、共済制度が設けられており、補償が受けられます。
問合せ先:日本玩具協会03-3841-1295
参考文献等・CEマーキング入門財団法人日本規格協会1995年3月5日発行・現代用語の基礎知識1999年度版自由国民社・ATELIERNIKITIKI2000年
(回答:「木のおもちゃ Wood Warlock」店長・齋藤直之さん) |