|
おばあちゃんの家へひとりでおつかいに行くことになったココちゃん。お母さんからごあいさつの仕方を教わりました。
まず「こんにちは。わたしココです。」と頭を下げます。
次に、「おかあさんがよろしくといっていました」と言います。
帰る時「おじゃましました。それではさようなら」とおじぎをします。
相手の顔を見て、にっこりと笑って、元気よく声を出すことも、忘れてはいけません。
ちゃんとあいさつができるか心配になったココちゃんは、途中で練習をしながら行くことにしました。森の中でオオカミを見つけて「こんにちは、わたしココです。」とあいさつをしました。思わず「ど、どうも。」と応えてしまったオオカミですが、ココちゃんを見送った後、「おれさまをこわがりもせずあいさつにくるなんて、へんな子どもだ。」と思い、後をつけてみることにしました。
ココちゃんは怖い魔女にも、岩山の大きなかいじゅうにもあいさつをしました。「ふうー。いままでのはどうでもよかったけど、こんどはしっぱいできないわ。」ため息をついたココちゃんに、ついてきたみんなはドキドキ。「こんどはいったいなにがでてくるんだろう?」
はたしてココちゃんはおあばちゃんに、上手にごあいさつできたのでしょうか?ココちゃんのあいさつは、どんな相手でも思わず返事をしたくなる、良いあいさつだったようですね。元気な女の子のほほえましい物語です。
(鬼澤 裕子) |