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アフリカのあかずきんちゃんのお話です。サルマは大好きなおばあちゃんに頼まれて、おつかいに出かけました。おばあちゃんはサルマに言いきかせました。「まっすぐいって、まっすぐかえるんだよ。しらないだれかとおしゃべりしちゃだめよ」「うん、わかってる」
市場では、大きなスイカと、にわとり、ジュースとおしゃれなストローを買いました。重い荷物を持ったサルマは怪しい裏通りを通って近道をすることにしました。歌を歌いながら歩いていると、イヌが話しかけてきました。「ぼくがもってあげよう」頭がくらくらしていたサルマは、かごを渡してしまいました。
しばらくいってから、サルマが荷物を返して欲しいと頼んでも、イヌは聞いてくれません。とうとう「とっととどっかへいっちまえ」と、するどい歯を見せておどしてきたのです。そこでサルマは、おじいちゃんのところまで走って逃げてきました。おじいちゃんは、クモのアナンシのお面をかぶり、昔話を語っている最中でした。
アフリカの昔話のお面がユニークです。イヌをおどかそうと、サルマとおじいちゃんはお面をかぶっておばあちゃんの家に向かいました。イヌはおばあちゃんの家で、サルマのふりをしていたのです。二人は、おばあちゃんを助けることができるでしょうか…。
(鬼澤 裕子) |