ちいさな島にひとりぼっちで住んでいた、ちいさなくまくん。「つまらないな。遊ぶものがほしいな」と思っていると、びんが流れてきました。びんで海の水をくんで遊びはじめたくまくんは、今度は水を注ぐカップがほしくなりました。
しばらくすると、なにやらまだらもようのものが流れてきます。「カップじゃないけど……」引きあげてみると、それは一頭の木馬くんだったのです。
夢中になってふたりで遊んで過ごしたのに、カップがほしかったことを思い出したくまくんは、カップ探しに夢中になるあまり、木馬くんの身に起きた出来事に気がつきません。
くまくんが本当にほしかったのは、はたしてカップだったのでしょうか?
友だちの大切さをさりげなく伝えてくれる一冊です。
(雪 朱里)