自分の大切なもの、宝物を持っている子どもたちにぜひ、読んであげたい絵本です。
ガチョウのひなのゴシーはあかいながぐつが大・大・大・大好きで、ご飯を食べるときも、寝るときも、遊ぶときも、ながぐつをはいていました。
ある朝、目が覚めてみると、ゴシーの大切なながぐつがありません。さぁ、大変! ゴシーは、ベッドの中はもちろん、納屋、にわとり小屋など、思い当たるところをすべて探しました。でも、長靴は見つかりませんでした。ゴシーは、大好きな「あかいながぐつを」見つけることができるのでしょうか。
ラストシーンは、けんかになって仲直りかと思っていたのですが、予想外のハッピーエンドに心温まりました。
自分のものよりも、ほかの子のものが欲しくなってしまうことって、子どもの世界では良くあること。こんな素敵なコミュニケーションが取れるようになるといいですね。
(棒田 明子)