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戌の日に、さらしを買ってあげようと思ったら、さらしなんかいらない! と言われてしまいました。最近は、さらしは巻かないのでしょうか。


私のおすすめ
せっかくの好意を、いきなり断られたとはショックですね。 「戌の日」は気にする人がだんだん少なくなってきました。少し残念です。

“戌の日にさらしを巻く”という風習はおそらく日本独特のもので、そこには安産への祈りがこめられています。妻の実家から贈ることが多いようです。


起源は平安時代までさかのぼります。いわゆる「着帯の儀」で皇族から始まったようですね。医学的に意味があるかといえば、“おなかを守る、冷やさない、おなかを支える、赤ちゃんが大きくなりすぎない”などいろいろ言われますが、根拠に乏しいようです。

そのためでしょうか、当院でもさらしを巻いている妊婦さんは少なくなりました。しかし、胎児へ意識を向けることや、家族の安産への祈りはとても大切です。風習を押し付けるのではなく、安産への思いを記した手紙などを添えて、そっと贈ってあげるといいでしょう。




回答:産婦人科医 山縣 威日 先生


山縣威日 院長
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山縣威日(やまがた たけひ)
医療法人サン・クリニック院長
1943年、北海道生まれ。1971年、札幌医科大学卒業。日本産婦人科学会認定医、日本東洋医学会認定医、日本母乳の会運営委員。「絆を強めるお産と育児」「女性の価値あるライフサイクル」の啓蒙、母乳育児の推進、子育て支援、孫育て支援、性教育、マリッジカウンセリングなどを通じて地域社会への貢献を目指す。

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