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| 筒井 頼子/作 林 明子/絵 | ||||||||
| 福音館書店 | ||||||||
| 840円(税込) | ||||||||
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| 1977年発行、たくさんの子どもたちに愛されてきた、ロングセラー絵本です。 赤ちゃんの牛乳を買ってきて欲しい、とお母さんに頼まれたみいちゃん。ひとりでおつかいに行くのはこれがはじめて。手に100円玉を二つしっかりと握りしめて、出発! 坂の上のお店まで、みいちゃんの小さな冒険の始まりです。 途中、自転車にぶつかりそうになったり、必死に呼んでもお店の人が出てきてくれなかったり、お釣りを忘れてしまったりと、次から次へと起こるハプニング。子どもたちも、みいちゃんといっしょにハラハラドキドキ! 転んでお金を落としてしまう場面では、思わず目をつぶってしまいます。 みいちゃんのようなドキドキ感、覚えがありませんか? 私も昔「お釣り忘れないかな」「お店の人怖くないかな」だとか、本当に些細なことが心配でたまらず、いつもの道がとても長く感じられたものです。知らない人とお話しすることも、一人で外を歩くことも、子どもたちにはとっても大変なことなのを改めて感じました。子どもたちにも、みいちゃんと共感できる部分がたくさんあるみたい。 「ぎゅうにゅう くださあい!」と大きな声を出して、やっとお店の人に気づいてもらえたときに、みいちゃんの目からこらえていた涙がポロン。「みいちゃん、ひとりでおつかいがんばったね」と、何だか胸がジーンと熱くなります。 坂の下で待っていたのは、お母さんの笑顔。みいちゃんが不安でいっぱいだったように、送り出したお母さんも心配でドキドキ。子どもの頃はさっぱり気が付かなかったけれど、小さな赤ちゃんを抱いて外に迎えに出てしまったお母さんの気持ち、今ではよーく分かります。 また、細かいところまで丁寧に描き込まれていて、見るたびに新しい発見があります。お店の名前や張り紙、迷子の猫探しなど、随所に作者の遊び心が散りばめられています。絵本の隅々まで、じっくりと楽しんでください。 「はじめてのおつかい」はまだ早いという小さな子でも、「みいちゃん」といっしょに冒険気分を味わうことができます。 |
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