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雪の降り積もる森の中で、動物たちは冬ごもりの真っ最中。ねずみも、くまも、かたつむりも、りすも、みんなぐっすり眠っています。ある日、みんな突然目を覚まして、はなを くんくん、くんくん、いっせいに駆け出します。何だかとっても嬉しそう。動物たちの向かう先には、いったい何があるのでしょうか?
この表紙の黄色が、このお話の結末のヒント。白と黒だけで描かれた、雪の世界の中に、鮮やかな「黄色」が登場します。動物たちを大喜びさせる、「なにか」がまっています。でもこれは、絵本を開いてみてのお楽しみ!
雪の下の穴や、木々の空洞に眠っている姿が描かれ、寒い冬の間、動物たちはじっと息をひそめて、春がやってくる日を待っているんだということが、よく分かります。そしてラストシーン。動物たちの春の訪れをみつけた喜びが伝わって、読んでいる大人も子どもの心も嬉しくなってきます。
文字も少ないので、小さな子どもたちともぜひいっしょに楽しんでください。春を待つ思いはまだ分からないかもしれないけれど、いろいろな動物たちがいっせいに駆けて行く場面にはきっと心惹かれるはず。動物たちといっしょにお鼻をくんくんさせながら読むと、より楽しいですよ。
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