段ボールなら価格も安い。価格が安ければ使う期間が短くても、親は納得するだろうし、子どもたちが落書きをしても、怒らないだろうと思ったんです。高いお金を払って買った家具に落書きされたり、シールを貼られるのはイヤですが、段ボールの机とイスなら、子どもたちに「好きに落書きしてもいいのよ!」って、言えますよね。
それで、会社の机で紙を切ったり貼ったりが始まったんです。まわりの人は「あいつ、何やってんだ?」と思っていたでしょうね(笑)。僕は、どちらかというと頭で考えるよりも、実際に自分で作った方が早いので、とにかく自分の手を動かして、いくつもサンプルを作りました。
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段ボールのイスに座っても大丈夫なんですか?
段ボールの強度って、意外と知られていないようですが、実は、とっても丈夫なんです。中でも、この「あそんですく」シリーズで使用しているのは「2層強化段ボール」と言ってとくに強度の高いものですので、安心してお使いいただけます。商品テストでは、140kgの負荷をかけて何回もテストを行いました。(適応荷重はデスク・イスともに30kgに設定)
開発のときに、一番苦労したことはどんなところですか?
デザインと安全性でしょうか。子どもの創造性を大切にしたいと思い、なるべくシンプルなものをと考えました。 |
でも、シンプルになりすぎると、商品としての魅力が感じられない。商品を見て、ワクワクするようなイメージを持たせつつ、子どもたちの創造の世界を邪魔しないデザイン。そのデザインとは、いったいどのようなものなのか。試行錯誤の毎日でした。また、デザイン的に良いアイデアが浮かんでも、安全面を考えるとできないデザインもありました。
そして、ようやくデザインも決まり、サンプルを使って子どもたちに実際に使ってもらったんですが…。これがまた、子どもたちは大人が予想もしない行動に出るんですね。私も2人の父親ですから、ある程度子どもの行動は予想がつくと思っていたのですが、子どもたちの行動は想像以上でしたね。でも、実際に使うのは子どもたちですから、子どもたちが安全に使えるものにしなければなりません。ですから、製品として完成するまで、何度も改良を重ねました。 |
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