あのかわいいキャラクターたちはどうやって生まれてくるのでしょう? 今回は、「そらまめくん」シリーズの生みの親、なかやみわさんにお話を伺いました。
絵本を作るようになったきっかけを教えてください。 絵本を描く前は、キャラクターを企画・制作する会社で、デザイナーとして働いていました。子どものころからキャラクターものが好きで、そういう仕事がしたいなと思っていたんです。 でも、入社してから、自分の思っているものとは違うなと感じて…。思い入れがあってキャラクターを提案しても、会社の求めているものと違えば、採用されません。自分が『世に出したい』『育てていきたい』と思うキャラクターは会社にいたら生み出せないと思ったんですね。 ある時、書店で絵本のコーナーをじっくりと見てみると「てぶくろ」「ぐりとぐら」「ぐるんぱのようちえん」など、小さい時に私が読んだ絵本が、平積みになっていたんです。まるで新刊のように並んでいるのに、すごくビックリして。そのそばで、小さい子が私も読んでいた「だるまちゃんとてんぐちゃん」を食い入るように見ていました。その時に、長く読み継がれる絵本が『いい仕事だな』『私のやりたいことはこれかもしれない』と思って、それから絵本に興味を持つようになったんです。
なかやみわ(中屋美和)さん 1971年 埼玉県大宮市生まれ 女子美術短期大学造形科 グラフィックデザイン教室卒業 企業のデザイナーを経て、 フリーになる その間、日本絵本童話美術学院に在籍し、 絵本作家に