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ちいさくなったおにいちゃん |
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ウィリアム・スタイグ/作 木坂涼/訳 |
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セーラー出版 |
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1,575円(税込) |
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腕のいい錬金術師ベーデさん夫妻には、2人の息子がいました。
錬金術師を目指す、自信家でいばりんぼうの兄・ヨリックと、いつもバカにされて相手にしてもらえない、優しい弟・チャールズです。
でも、両親の留守中に、兄のヨリックは、言いつけを破り、実験室で新しい薬を作り、ちいさくなってしまいます。
もし自分のおにいちゃんがちいさくなったら、どうしますか? あわてふためいて、どうしたらいいか、分からなくなるのが普通!
でも、この絵本にでてくる、弟のチャールズはというと…、ちいさくなったおにいちゃんに夢中になってしまうのです。
ぴったりサイズのおうちを作ったり、ごはんを用意をしたり…。小さくなってもいばりんぼうの、兄のヨリックに献身的に尽くします。今までずっとヨリックに遊んで欲しかったんでしょう。ずっとちいさいままでいてくれたらなあと、こっそり思うリチャードがかわいいです。
でも、体が小さくなると、たくさんの危険にさらされることになります。リチャードは、兄・ヨリックの指示に従い、なんとかもとの大きさに戻そうと奮闘しますが、結局はもとにはもとらず。ちいさくなったおにいちゃんを励ましながら、両親の帰りを待つのです。
もちろん戻ってきた両親もびっくり!
ベーゼさんは必死で元にもどる方法を探し、のんきなお母さんは、ちいさなヨリックのためにベッドにふとん、いす、お菓子と、お世話にてんてこまい。
結局、ベーゼさんによって、ヨリックはもとの大きさに戻ることができ、家族みんな、子どものようにはしゃいで、うんと喜びます。とても不思議なお話の中で、家族のつながりや温かさを感じました。
ヨリックはもとにもどっても、相変わらずみたいだけど、兄弟の絆は前よりも深まったみたい。けんかの絶えない、兄弟・姉妹にも読んで欲しい絵本です。
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