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ピーターのいす |
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エズラ・ジャック・キーツ/作・絵 木島始/訳 |
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偕成社 |
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1,260円(税込) |
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弟や妹が生まれ、自分のものが弟や妹のものになっていく……。本当は、あげてもいいんだけど、お母さんやお父さんが下の子ばかりかまうので、素直に「いいよ!」って言えない……。
ある日、ピーターは自分が愛用していた食事用のイスにペンキを塗るのを手伝ってくれと、お父さんに頼まれます。「ゆりかごやベッドだけだと思っていたのに、食事用のいすも妹にあげちゃうの?」。
「妹が生まれてから、何かが変わってしまった。僕は、何にも変わっていないのにどうして?」ピーターの心の叫びが聞こえてきます。
でも、ピーターが実際にいすに座ってみると……
おしりが入らない。どうやったって入らない。
悔しいような、うれしいような。でも、まだ、気は収まらない。家出はやめたものの、家の中に隠れたりして、母親の気をひくピーター。
でも、最後に自分からお父さんに「あの ちっちゃないす、スージーのために、ピンクにぬろうよ」と、言い出します。
一人の小さな男の子の心の葛藤、成長を描いたこの絵本。誰にも自分の気持ちを言えずに、我慢しているお兄ちゃん、お姉ちゃんに、ぜひ読んであげてくださいね。
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