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あさえが家の前で遊んでいると、おかあさんが銀行にいってくるからと急いで出かけてしまいます。ねんねしていたはずの妹のあやちゃんが、目を覚ましてしまい、泣き出してしまって…。
あさえは、あやちゃんを喜ばそうと、夢中になって道にチョークで絵を描いていました。でも気がつくと…あやちゃんがいなくなってしまったのです!!
ここからはもう、あさえと一緒にハラハラドキドキの連続!!
あさえは走り出します。よその子と間違えながら、必死であやちゃんを探して、でもどこにもあやちゃんの姿がありません。今にも泣き出しそうな不安とあせり…。あさえの表情からは心臓のドキドキまで伝わってくるような気がします。
あやちゃんは、結局いつもいっている公園のお砂場で遊んでいました。お姉ちゃんに笑顔で手を振って。あさえは、あやちゃんにかけよりぎゅっと抱きしめるのです。姉妹の絆に胸がじーんと熱くなります。
「えらかったぞ!お姉ちゃん!」公園にかけてくる、お母さんの姿を絵の中に確認し、読みながらほっと胸をなでおろしました。きっと真っ青な顔をして戻ってきたんでしょうね。裏表紙には、おかあさんと、あさえとあやちゃん。3人がとびきりの笑顔でおうちに戻るシーンが描かれています。やっぱりお母さんの存在って大きな安心感がありますよね。
子どもの心に寄り添ったお話で、すっかり惹きこまれてしまいました。上のお子さんなら、あさえにすっかり共感してしまうと思いますよ。下のお子さんも、お兄ちゃん・お姉ちゃんの苦悩がちょっとは分かるようになるのかな?
もちろん、兄弟・姉妹のない、一人っ子にも読んであげてくださいね。兄弟・姉妹だけでなく、家族や友だちなど、大切な人を思う気持ちを再確認できる絵本です。
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