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※現在は品切重版予定なしになっておりますので、図書館などでお探しください。
泣いた顔、笑った顔、叱れたときのちょっと切ない顔。とぼけた顔を見せるのに、時には真剣な表情で遠くを見つめていたりする。
おじいちゃんのいろんな「顔」が登場する、写真絵本です。
この、おじいちゃんを演じるのは、俳優の加藤嘉さん。すでに故人ではありますが、映画やドラマに多数出演し、おじいちゃん俳優として有名だった、演技力の素晴らしい方です。とにかくその表情が素晴らしい。ただのモノクロの写真の連続なのに、目を奪われます。
まだうちの子には早いだろう・・と思うかもしれませんが、小さな子も、おじいちゃんの表情の変化には興味津々。
「へんな顔〜!」なんて笑いながら、楽しそうにこの絵本を見ています。おじいちゃんが口を大きく開ければ、思わずつられて、おくちをあーん。おじいちゃんの表情をまねしながら読むのも、また楽しいですよ。
「あ、また ねてら」
「わざと きこえない ふりしてる」
・・・など、写真に添えられる言葉がまた絶妙。おじいちゃんの表情をより生き生きと鮮やかに見せてくれます。
ひょうひょうとしていて、お茶目でかわいいおじいちゃん。ご飯をこぼして叱られている姿も目に浮かぶようです。
でも、たくさん苦労も重ねてきたのでしょう。ふと遠くを見つめる表情は、何を思っているのでしょう? かつての戦友のことでしょうか。それともご家族のことでしょうか?
重ねた皺の1つ1つが、本当に美しい。見れば見るほど、味わい深さを感じます。どの写真も素晴らしい。
おじいちゃんに会いたくなって、何度も開きたくなる絵本です。
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