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JR目白駅前の大通りを学習院を背にして歩き、ファミリーマート横から一本裏に入った静かな住宅街の中に絵本の古本屋さん「貝の小鳥」はある。一見、オシャレなカフェのようにも見えるお店は、店主の遠藤さんこだわりのインテリア。雑誌の撮影に使われたこともあるとか。
『居心地のいい場所が作りたかったんです。自分にとって、居心地のいい場所なら、きっとお客さんにとっても居心地のいい場所になるはずと思ったんです』と、遠藤さんがおっしゃるように、ここなら何時間でも本を読んだり、ボーっとしたりと、ちょっと贅沢な時間が過ごせそう。外見は大人のための空間のようですが、その中身は子どもたちのためのものがいっぱい。
というのも、遠藤さんはもともと子どもの本屋になるのが夢だったそうです。最近は、絵本の専門店も減ってきているし、絵本そのものも新しいものだと2,000円近くしてしまうので、なかなか買ってあげられない。そうすると、絵本の世界に出会えない子どもたちが増えてしまう。だから、少しでも買い求めやすく、そして、作家さんや出版社、印刷屋さんが苦労して作った絵本を、大切にできればと思って・・・』。書棚には、子どもの本のほか、大人向けの本も充実している。それは、育児で忙しいお母さん、お父さんにも、ステキな本との出会いがあって欲しいとの遠藤さんの願いからだ。
書棚やテーブルに並べられたおもちゃ、お店にあるこものなどから、遠藤さんのこのお店に対する思いが伝わってくる。
大人の雰囲気の中に、子どもの幸せがあるお店「貝の小鳥」。遠藤さんには、ちょっぴりご迷惑かもしれませんが、「うちの子騒がしくて」というお母さんにこそ、ぜひ、行ってみて欲しいお店です。子どもって、大人もそうですが、居心地のいい場所を見つけると、不思議と落ち着くものですから。
それにしても、子どもの頃からこんな贅沢な時間と、場所を味わえる子どもたちは、本当に「し・あ・わ・せ」だなと、つくづく思ってしまいました。そうそう、ご自宅で、もしも眠っている絵本がありましたら、ぜひ、遠藤さんにご相談してみて下さい。
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