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- 耳の中から液体状のものが流れ出ているとき、それを耳だれといいます。さらさらした性状のものから、どろどろした膿状のもの、ねばねばした性状のもの、血性、水様性のものなどがあります。臭いは、全くないものから、悪臭のあるものまでいろいろです。
- 体質的に耳垢がとても軟らかいときに、黄褐色の耳だれと間違えることがあります。また、吐いたミルクやおふろの水が耳の中にはいり、耳だれのように見えることもあります。
- 耳だれは、外耳といわれる鼓膜の外側の部分から出ている場合と、鼓膜や中耳と言われる鼓膜の内側の部分から出ている場合があります。中耳からの耳だれは、鼓膜が破れて出ています。
- 耳だれが出ていたら、どこから何が原因で出ているのかを調べなければなりませんから、小児科か耳鼻科の先生にみてもらいましょう。家庭では、耳の入り口の辺りの耳だれを綿棒でそっとぬぐいとるだけにしておくのが良いでしょう。
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中耳炎
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耳だれの原因となる病気で一番に考えなければいけないのは中耳炎です。中耳炎はこどもの風邪にひき続いておこることがとても多いのです。こどもは風邪をひきやすいのと、耳管という咽頭(のど)と耳をつなぐ管がおとなに比べて太くかつ水平に位置している上に短いので、感染をおこしやすいといわれています。肺炎球菌、インフルエンザ菌、ブドウ球菌、レンサ球菌などが主な原因菌です。抗生物質がよく効きます。
中耳炎の初期の症状は発熱や耳痛ですが、赤ちゃんは痛みを訴えることはなく、頭を動かしたり、手を耳にやったり、不機嫌だったりするだけで、耳だれが出るまで中耳炎のあることに気付かないことも多いのです。気になる症状があったら、すぐに耳鼻科か小児科の先生にみてもらいましょう。
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外耳道炎
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外耳道炎の多くは、耳掃除の時の傷や、指の爪による引っかき傷がひきがねになっています。とても強い痛みがあり、特に、耳を引っ張られた時に激しい痛みを感じます。治療は局所を清潔にし軟膏を塗ることで良くなります。
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外耳道湿疹
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- 乳幼児では、ミルクやよだれが頬を伝わって耳の周囲や外耳道に流れこみ、ただれや湿疹をおこすことが多いのです。湿疹はかゆみが強いので、指で引っ掻いてしまい、外耳の入り口付近から耳だれが出ます。外耳道の入り口部分や耳の周りを清潔に保ち、湿疹の薬をつければ良くなります。
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外耳道損傷
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こどもの耳掃除をしている時に、こどもが急に動いてしまったりすることはよくあります。外耳道を傷つけてしまうと、血性の耳だれが出ることがあります。鼓膜は破れていないかなど、損傷の位置と程度を診察してもらう必要があります。
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頭部外傷
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- これは非常に特殊な耳だれですが、頭を打った後で、血性ないし水様性の耳だれが出ることがまれにあります。側頭骨といわれる骨が骨折し、髄液が鼓膜や外耳道の裂け目を通して外耳道から流れ出すのです。大変重症ですから、すぐに専門医の診察を受ける必要があります。
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