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原則的にアレルギー性の病気を持っているからといて日常生活を制限する必要はありません。しかしその病気の程度によってはやむを得ずある程度の制限を設けることがあります。どういう場合か少し考えてみましょう。
まず気管支喘息を持っていてその程度がかなり強いときはどうでしょうか。学校を欠席しなければなならないような発作状態の時に十分な日常生活が送れないのはやむを得ませんが、一応薬物でコントロールできていることを仮定すれば、他の子と変わった生活を強いる必要はありません。しかし、学校生活以外に塾がよいとかその他の稽古事などでいたずらに疲労させるような生活は好ましくありません。
そのお子さんの年齢にあったゆとりのある生活を設定してあげることが親のなすべきことであると思います。 特に強い発作を経験して、それを治療するためにステロイドを使用した後は、身体的なストレスを受けない配慮が必要です。ステロイドの量にもよりますが、減量期間を含めて1週間ほど内服したときは、その後2週間くらいは強い運動や睡眠不足をきたすようなことは避ける方が無難と思います。
学年が上がってどうしても塾に通わなければならないようなときはなるべく自宅から近いところを選んだり、必要最小限にとどめることがよいでしょう。よく、本人が行きたがっているので、という説明を親御さんがすることがありますが、学校と塾の行き帰りで発作を起こすようなことがもしもあれば、一度週間スケジュールを見直してあげる方がよいのではないでしょうか。アトピー性皮膚炎ではさほど日常生活上の注意点は乏しいように思いますが、痒みはやはり心理的なストレスで明らかにひどくなりますので、気付かない間に子どもを追い込んでいたという羽目にならない注意が必要でしょう。
その他細かなことですが、家族で旅行をするようなとき、交通機関に電車、飛行機などを選ぶ際には是非禁煙席を選択するよう勧めます。また自家用車で旅行する場合、車内での喫煙は避けるべきと考えます。
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