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ハチやあぶ、ガなどに刺された時の処置の基本は、残っている毒毛や毒針をとりのぞき、刺された部位を石鹸と水でよく洗うことです。
毒毛や毒針は、注意深く取り除く必要があります。毛抜きで一本一本取り除くか、ガムテープやセロテープをはってはがす、などして取り除きます。
痒がってひっかいたり、擦ったりすると針をおしこむことになります。
痒かったり、熱をもったりした時には、冷湿布をしたり、カーマインローションや抗ヒスタミン軟膏をぬると、ラクになります。
腫れ(はれ)がひどい時には、副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン軟膏(ステロイド軟膏)をつかいます。ひっかいて傷ついて腫れた場合は、抗生物質入りステロイド軟膏が必要です。
蚊(カ)に刺された時は、強いかゆみをともないますが、よく洗ってかゆみをおさえる処置をします。ひっかいて腫れがひどい時は、抗生物質入りのステロイド軟膏をつけます。
蜂(ハチ)に刺された時は、注意が必要です。針をつまむと、毒液を注入することになるので、指ではじくなどして注意深く取り除き、よく洗うと同時に冷水で冷やしたあと、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏をぬります。アナフィラキシー・ショックを起こす場合もあるので、吐き気があったり、顔色が悪くなった時は医療機関を受診して下さい。
毒蛾(ドクガ)に刺された時は、痛がゆくなりますが、かいたりこすったりすると、ますます症状が悪くなります。十分に洗ったあと、抗ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏をぬります。蕁麻疹(じんましん)などのアレルギー反応をおこすこともありますので、医療機関を受診して下さい。
- ◇アナフィラキシーとは?
- アナフィラキシーとは、アレルギー反応のもっとも激しいかたちです。
しばしば、ショック状態におちいることがあります。
蜂などの虫に刺されたり、ペニシリンなどの薬の注射を受けたり、卵などを食べたりした時に、特別な体質(アレルギー体質)の人に、数分のうちに症状がでてきます。
普通は、かゆみのある蕁麻疹(じんましん)や顔の一部が腫れる血管運動神経性浮腫(けっかんうんどうしんけいせいふしゅ)で始まります。さらに、はなみず・くしゃみ、ゼーゼーがはじまり呼吸困難やショックに進行し、死に至ることさえあります。
食物による場合は、吐いたり、腹痛、下痢の症状もみられます。
急いで、適切な治療をしなければ致命的(ちめいてき)になりますので、救急車で救急病院へ急行しなければなりません。
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