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1日24時間の中で、私は何度「早くしなさーい」と、子どもに言ってるんだろう。実際に数えたことはないけれど、朝起きてから、寝る直前までとにかく「早くしなさーい」をつい先日まで、連発していた。
でも、先日モンテッソーリ教育に携わる方に、モンテッソーリ教育の提示を見せてもらってハッとした。提示とは、子どもにはじめてのお仕事(遊びや生活に必要なこと)を教えるときに、そのやり方を子どもに見せるその方法を言うのですが、その提示の速度を見てびっくしました。ゆっくりやるとは聞いておりましたが、そのスピードは私が思っていたものよりもさらに遅く、まるでスロービデオを見ているようでした。
今まで、私が子どもに接するときのスピードでは、子どもの頭、体の中には、その情報を
しっかりとインプッすることができず、だから失敗も多く繰り返していたんだということに気がつきました。
大人と同じ生活ができるようになるのは、高校生くらいから。そう考えると、中学校に上がる前くらいまでは、すべてのことが学習、実験段階。朝起きたら、着替えて、ご飯を食べて…、これらは大人にとっては毎日同じことのように感じますが、子どもにしたら同じ朝ご飯でも、毎日違うのです。赤ちゃん期〜幼児期〜学童期までは、子どもの速度に、親がどのくらい合わせることができるかが、子どもも親も楽しく過ごすポイントになるのではないかと、最近思っています。
「子どもと同じ視点にたつ」ことで、子どもの気持ちがわかるとよく言われますが、子どもと同じ視点にたつよりも、もしかしたら「子どもの速度によりそう」ほうが、子どもの生きる力を育み、楽しく子育てをする秘訣ではないかと感じている今日この頃です。
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